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10代に学んでほしい!お金の教育が大切な5つの理由

お金の管理って、日常生活で本当に大切なスキルですよね。でも、これは決して大人だけのものではありません。特に10代のうちに基礎的な知識を身につけておくと、将来の自分にとって大きな財産になるはずです。今回は、10代がなぜ「お金の勉強」をしておくと良いのか、その理由をわかりやすく5つにまとめました。さらに、我が家でどのようにティーンにお金の知識を教えているのか、実例もシェアしていきたいと思います。

10代にとってお金の教育が大切な5つの理由

お金の教育は、将来「経済的自由」を手に入れる近道です。特にティーンにとっての経済的自由とは、次の3つに集約できるのではないでしょうか?

  • お金の心配をせずに、夢や目標に向かって自由に選択できる力
  • 親や保護者に頼りすぎず、自分でお金を管理し、貯金の目標を立てて使いこなす力
  • 将来のための備えができているという安心感を持つこと

これらを手に入れるためには、まず次の5つのポイントをしっかりと理解し、実践していくことが大切です。

  • お金の管理スキルが身につく
    若いうちにお金の使い方や貯め方を学ぶことで、将来のお金の管理が上手になる。収入と支出のバランスを考え、無駄遣いを防ぐ力がつく。
  • 借金や無駄遣いを避ける力がつく
    お金の教育を受けると、クレジットカードやローンのリスクを理解し、借金を避ける判断力が育つ。
  • 将来の目標に向けて計画的に行動できる
    経済的自由を得るために、貯金や投資の目標を持ち、計画的にお金を使う力がつく。
  • 独立心と自信が育つ
    親や他人に頼らず、自分でお金を管理できることで、経済的な自立心と自信が養われる。
  • 将来の安心感が得られる
    お金の使い方を理解することで、将来に向けての不安が減り、経済的な安心感が得られる。

ティーンが知っておきたい!基本的な金融用語

将来の経済的自由を得るためには、ティーンの内からしっておいた方が良い基本的な金融用語になります。もちろん他にも覚えておくと役立つ用語はたくさんありますが、まずはこれらをしっかりと理解しておくと、将来に向けての基礎が固まります。我が家では、アプリを活用しながらこれらの用語の意味を一緒に学んでいます。


我が家で使っているおすすめツール:Greenlight デビットカード

子供にお金の管理方法を教えるのに、便利なツールが『Greenlight』です。これは、親が子供の支出や貯蓄をサポートするためのアプリで、子供向けのデビットカードと連携しています。我が家では、このGreenlightデビットカードを渡したのが、10代に入ってすぐだったので、紛失した際すぐに分かるように写真入り(有料)のデビットカードを作成しました。

Natsuko
Natsuko

最初にデビットカードを渡してから数年したら、今度は持ち歩きが恥ずかしいと言われています。 我が家は写真入りのカードを作りましたが、無地のカードもありますよ!お友達の前で、写真入りのカードは確かに恥ずかしいよね😅ということで、今度は無地のカードに切り替える予定です。

Greenlightでは、親がアプリを通じて子供の支出や貯蓄を管理し、使いすぎないように制限をかけることができます。子供が支出するとリアルタイムで通知が届くので、親も安心ですね。 さらに、子供は自分で貯金の目標を設定したり、家事を手伝った報酬を受け取ったりすることができるため、自然にお金を稼ぐ喜びや目標に向けて貯める経験を積むことができます。また、親の管理の下で投資にも挑戦でき、株やETFについて学べる機能もあります。他にも、アプリ内のゲームでファイナンシャルリテラシーについて学ぶ、またアプリ経由でドネーション(寄付)をすることも可能です。寄付も親が承認をするように設定しておけば、寄付について親子で会話する機会を得られると思います。

Greenlightの主な機能

目標設定 (Savings Goals):欲しいものや貯めたいものに対して目標金額を設定し、そこに少しずつお金を貯めることができる これにより、欲しいものを 手に入れるために計画的に お金を管理する意識が育つ
使用履歴
子供が何にお金を使ったか分かる Debit カードにお金が入っていなければ、購入時に残高が 足りずDECLINEされる 使いすぎを防ぎ、予算内でお金を使う大切さを学ぶことができる
ROUND UP:
Round UP機能を設定すると、 買い物の金額を自動的に 「切り上げて」その差額を貯金に回し、気づかないうちに貯金を 増やしていくことができる
お手伝いリスト
お手伝いをすることで報酬を得られる お手伝いだけでなく習慣づけたいものを追加できる。この仕組みを通して、子どもはお金を得るための努力や、日々の習慣の大切さを学ぶことができる
単発のジョブ:毎日のお手伝いではなく、 単発のジョブも追加することができ、いつもよりも 「大変」なお手伝いより 高い報酬を得られる 頑張りに応じて収入が 増えるという、 お金の大切さを 学ぶことができる
支出管理:特定の店舗や販売者で 子供が買い物できないように設定もできる 例:TARGETでは使えない、使おうとしたらDECLINEされる。また、 TARGETでは、$100まで使え、それ以上は使えない、というような設定ができる

アプリを利用することで、貯める、使う(自分のため、ドネーション、学ぶ、稼ぐことを自然と理解できるようになります。
Greenlightは毎月のサブスクリプション制で、3つのプランがあります。1か月無料のトライアルがあるので、気になった方は、まず1か月お試しするのもいいのではないでしょうか?

Greenlight をお試しするなら、こちらから (クリックをすると登録サイトに移動します)

クレジットスコアのはじめの一歩!早めに築いておこう

我が家では、13歳になるとクレジットカード(家族カード)を持たせています。これは、子供のクレジットヒストリーを早くから積み上げるためです。我が家では、クレジットカードは主に外食をした際、利用しています。レストランでカードを使うと、自然にチップの計算サインの練習レシートの確認といった手順を学べる機会を得られるようにしています。

クレジットカードを早くから利用するメリットとしては、クレジットスコアが向上し、将来のローンやカード審査が通りやすくなる点があります。また、カードを使うことでお金を使う責任感や、オンライン支払いの確認方法(親が支払いを管理しますが、息子は使用した内容を確認します)、さらにはリワードポイントの活用方法についても学ぶ機会が得られます。

一方で、デメリットもあります。支払いを怠るとスコアに悪影響を与えますし、年会費や盗難リスクも考慮する必要があります。
それでも、少しでもクレジットヒストリーを積み、スコアを向上させることで、将来的にクレジットスコアが高いことの恩恵を受けられると考えています。

まとめ

お金の教育を通して、子どもたちは金銭管理のスキルだけでなく、感謝の気持ちや自立心、物事をやり遂げる力を少しずつ身につけていきます。こうした力は、将来の生活に豊かさをもたらすだけでなく、心を満たしてくれる大切な「豊かさ」を育んでくれるものだと思います。お金について学び、経験を積むことで、自分のためだけではなく、まわりの人のために行動する喜びも感じられるようになっていきます。大人になってからでも学べますが、せっかくなら子どものうちから楽しみながら身につけてほしいですよね。そうすることで、将来きっとお金の面だけでなく、心の豊かさも持った素敵な大人になってくれると信じています。

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