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ミリタリー式のサマーキャンプに参加した息子の変化

今年の夏、長男はArmy and Navy Academyというミリタリー式の学校が開催するサマーキャンプに参加しました。

参加期間は1ヶ月か2週間。

長男は2週間の部に参加しました。

 

良かった点

なんといっても、2週間、ほとんどスマホやコンピューターを利用しないデジタルデトックスライフを送れたことだと思います。

その代わり、生徒たちは、沢山体を動かしました!

まだ肉体的・精神的に大人ではない彼等にとって、スマホがなくても生きていける事を体験できるのは、非常に良い経験になったと思っています。

サマーキャンプでは、沢山の写真や動画をアップロードしてくれたので、親も「こんな事をしているんだなぁ~」と安心できました。

しっかり体を鍛えるだけでなく、戦争の歴史、リーダーシップについても学んだそうです。

選択科目で、コンピューターサイエンスのクラスや航空学のクラスもありましたよ。また、海外からも英語を学びに参加した生徒が沢山いました!
サマーキャンプでは、否応なしに話さないといけないので、かなり生きた英語が学べそうです。

キャンプでは、こんな活動をしていましたよ。

◆山へハイキング。お泊りハイキングも。

◆ビーチで丸太担ぎ!丸田は、かなり重かったそうです。。

◆ビーチで皆で腕立て伏せ

◆ さらに腕立て伏せ

ミリタリー式なので、1人のミスは連帯責任で皆のミス。
例えば、トイレ休憩時間外のトイレは、5分間で済まさないといけないとか。
遅れてしまったら、はい、こんな感じで腕立て伏せ。

◆ グループに分かれて、トーナメント

◆アスレチック的なことも

 

◆海兵隊基地のキャンプペンデルトンでは、本物の戦車を見たり

◆ 歴史を学んだり

◆ キャンプ終盤では、各グループの生徒代表がサマーキャンプの良いところ、改善できるところなどを考えて発表
小隊内でグループに分かれて、発表するみたいです。
ディスカッションの題材はキャンプですが、色々な意見を述べるだけでなく、どう改善できるかとPDCAっぽい考え方も学べる良いチャンスです。

 

 

残念だった点

残念だったと感じたのは。。。

実は全員の写真がないこと。4つの小隊(Platoon)に分かれるのですが、小隊によっては多く写真を撮ってくれたり、少なすぎたり。

写真を多く撮ってくれる担当がいる小隊だと、本当に沢山の写真があります。

そうでない場合は、数枚程度。。。

親は現地にいないので、自分の子供が写っている写真が多いと嬉しいです。

息子がいた小隊では、残念ながら、写真をあまり撮らない担当者だったようで、個人的にはもう少し写真が欲しかったなーと思いました。

 

親が感じた変化

肉体的変化

まず、息子が大きくなって帰ってきました。
キャンプ前は、少しもやしっ子でしたが、胸板が厚くなってました。

精神的変化

キャンプ前よりも、「自分に責任がある」という気持ちが芽生えたようです。
独立心も感じられるようになりました

タイムマネジメント

キャンプでは、ともかく分刻みの生活をしていたので、ともかく時間厳守!
どことなく「のほほん」と生活している息子が、「あと3分しかない」と言うようになったのが驚きでした

片付け

キャンプでは、毎朝、各自の就寝エリアの掃除が行き届いているかのチェックがあります。
家でも、キャンプ前よりも片付けるようになりました

 

感想

ミリタリー式のサマーキャンプ、お勧めです!
たった2週間で、スマホが必須なもやしっ子から、精神的にもお兄ちゃんになって帰ってきた息子にはびっくりしました。
来年は、1か月のキャンプに参加させたいのですが、まずはお財布と相談です😅
※1か月参加すると、ハイスクールのクレジットがもらえるそうです。
ただし、クレジットを受け入れるかどうかは、ハイスクール次第です。

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