人生100年時代の今、自分の老後は自分で守ろう、と考え始めている方が増えているそうです。
以前と比べると、政府からの年金もあまり期待できなくなってきています。
アメリカの場合、Social Security(ソーシャルセキュリティー)という公的年金制度があります。アメリカの社会保障制度ですね。
しかし、老後はこのSocial Security(ソーシャルセキュリティー)に任せておけば安心、という時代はとっくに終わってしまいました。
そのため、自分で老後をデザインできるAnnuity(個人年金)の人気が高まっています。
Annuityとは
Annuityとは個人年金保険で、国や企業に頼らず自分で年金を作っていく保険商品です。
契約時に預け入れる資金は、課税後所得になるので税控除はありません。Annuityの運用利回りは、受け取る時に課税されます。
アメリカでは、個人で老後に備えるためのリタイアメントアカウント(例:IRAや401K)が人気で、その中でもAnnuityの最大の魅力は、元本を超えても死ぬまで生涯お金を受け取れることです。また、夫婦でAnnuityを購入した場合、どちらかが亡くなったとしても残された方が、引きつづき生涯収入を受け取れます。
契約時に預け入れる資金は、課税後所得になるので税控除はありません。Annuity の運用利回りは、受け取る時に課税されます。
Annuityは、大きく分けると2つのタイプがあります。
Immediate
Annuityにお金を一括入金してから、リタイア後すぐに年金の受け取りが始まるタイプ
Deferred
お金を積み立て運用して増やし、そのあと受け取りが始まるタイプ
このDefferredタイプには、3つの種類があります。
Fixed (確定金額)
- 元本保証
- 年金の資金に対して一定の固定利回りが適応される
- そのため、契約時には、前もって自分が年金として受け取る金額が分かる
- 契約時に決められた年金額を受け取る
Variable (投資信託の運用成績に連動)
- 年金の資金は、投資信託などによって運用される
- 運用は契約者自身がおこなう
- 投資の側面があるため、経済の影響を受ける
- 元本は保証されていないが、経済状況がよいと高利率が期待できる
Index (株価指数の利回りに連動)
- 本来はFIXED Annuityに属するものなので、元本保証
- 年金の資金はS&P500などのインデックスの実績によって、変動する
- 株式市場が好調のときは、高い利率が期待でき、下がったとしても元本割れする心配はない
応用方法
Annuity(個人年金)も、色々な会社から販売されています。
今回は、Aという会社のAnnuity(個人年金)を一例にとってどのように応用ができるのか説明します。
※会社の規約上、事例に使う会社及び商品名はブログ内では紹介できませんので、ご了承ください。
※実際のイラストレーションを見てみたい方は、個別相談をお申込みください。
※お住いの州、年齢により取扱保険会社やプランは異なるので、下記は増え方の一例となります。
例:48歳 女性 CA在住
老後に備えるために、Annuity (Index タイプ)を購入
※$50,000を一括で預け入れし、10年間寝かせて増やすプランを購入
$50,000 が10年後、$120,798 に増える (推定利率:9.49%)
- 10年間、お金を増やすだけ増やしてから、生涯収入型の個人年金保険のプランにロールオーバー(引継ぎ)
- Annuityは59歳半前に引き出すと保険会社とIRSの両方からペナルティがあるため、ロールオーバー後もすぐには引き出さず7年運用。
- 65歳から、Annuityから生涯収入を受け取るようにする。
- そうすると、毎月、一定の金額が死ぬまで受け取れる。
というような応用方法もあります。
また、ご夫婦で生涯収入を受け取る方法もあるので、応用方法に関しては個別相談でお話を伺っています。
まとめ
自分の老後は自分でデザインして守る、という時代。個人が購入できるAnnuity(個人年金)も上手く活用することで、老後の資産は増えていきます。
老後は誰にでも訪れるもの。だったら、お金の心配なく、ゆったりとした気持ちで安心して老後の生活を楽しみたいですよね!
それには、早めのプランニングが大切です。
プロに相談するのもアリ
もし、どうしたらいいか分からなくなってきたのであれば、お金のプロに相談するのも良いのではないでしょうか?
例えば、今このようなお悩みをお持ちなら。。。
- 初めての保険選びで不安
- 家族や親族が多い場合は、どのプランが一番?
- もしかしたら日本へ帰国する可能性もあるけど、保険の加入も考えている
一人で考え込んでも、なかなか解決するのは難しいのではないでしょうか?
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