「えっ、出願しなくても”自動的に”大学に合格!?」そんなニュースが、今カリフォルニアで注目を集めています。
カリフォルニア州立大学(CSU)が一部の学区と提携して導入した「ダイレクト・アドミッションプログラム(Direct Admission Program)」。
これは、高校での成績をもとに“自動的に合格”が決まる制度で、これまでのように願書を出さなくても、条件を満たせば合格通知が届くという仕組みです。
英語では「Direct Admission Program」と呼ばれ、わかりやすく言うと“出願しなくても、条件を満たせば自動的に合格が決まる”という仕組みです。
この制度は、リバーサイド郡教育局(Riverside County Office of Education)でのパイロットプログラムが成功したことをきっかけに誕生しました。
そして2025年10月、ニューサム州知事が正式に署名したことで、2027年秋入学の学生から州全域で本格スタートすることが決定しています。
えっ! ? 自動的に大学に合格! ?
うちの子も、チャンスがあるってことよね。
くわしく知りたい!
私もハイスクールに通っている息子がいるので、このニュースは驚きでした。
早速調べてみたよ!
今回はCal State公式情報と、SB 640法案に関する最新ニュース(Long Beach Current)をもとに、この制度の仕組みと注意点を、わかりやすくまとめました。
自動的に合格できる16のカリフォルニア州立大学

まず、現時点(2025年秋時点)でこのプログラムに参加しているのは次の16校です。
これらの大学は、いずれも“非インパクト校(not impacted)”と呼ばれる、定員に余裕のあるキャンパスになります。
CSUでは、志願者が定員を超えて競争率が高い大学を「インパクト校 (impacted)」と呼びますが、今回の制度はそうした混雑した大学を避け、比較的受け入れやすい大学から始まっています。
- CSU Bakersfield
- CSU Channel Islands
- Chico State
- CSU Dominguez Hills
- Cal State East Bay
- Fresno State
- Cal Poly Humboldt
- Cal State LA
- Cal State Monterey Bay
- CSU Northridge
- Sacramento State
- Cal State San Bernardino
- San Francisco State
- Cal State San Marcos
- Sonoma State
- Stanislaus State
対象外となる6つの人気校

現段階では入学希望者が集中している大学など、人気の高いキャンパスはこの制度の対象外となっています。
(※ただし、通常の出願手続きで応募は可能です)
- Long Beach State(ロングビーチ州立大学)
- Cal State Fullerton(フラトン州立大学)
- Cal Poly San Luis Obispo(ポリテク・サンルイスオビスポ)
- Cal Poly Pomona(ポリテク・ポモナ)
- San Diego State(サンディエゴ州立大学)
- San Jose State(サンノゼ州立大学)
これらの大学は人気が非常に高く、ほぼ全専攻で入学定員が上限に達している状態のため、自動に合格できる制度には現時点で含まれていません。とはいえ、これらの大学にも従来どおり「Cal State Apply」経由で出願することは可能です。
出願なし合格後の手続きステップ
通知を受け取ったら、以下の手順で入学手続きを進めていきます。
- CaliforniaColleges.edu から Cal State Apply を起動
- 合格した16校、または他に興味のあるCSUを選択
- 残りの質問に回答して出願(エッセイ・推薦状不要)
- 各大学から正式な合格通知を受け取る
- Financial Aid(奨学金) を申請 (FAFSAの提出)
- Intent to Enroll(入学意思) を期限内に提出
- オリエンテーションや授業登録、最終成績表の提出などの入学手続きへ
出願なし合格を確定させるための条件
また、出願なしの自動合格を確定させるには条件があります。
高校卒業までに、以下を満たす必要があります。
- A–Gコースをすべて合格点(C以上)で修了
- GPA 2.5以上 を維持
これをクリアすれば、合格は正式に確定!
よくある質問(FAQ)
Q:なぜ出願していないのに合格できるの?
A:CSUは学区から送られた生徒の成績データをもとに、入学資格を自動判定します。
Q:Cal State Applyの出願は必要?
A:はい。合格後の正式な入学手続きや奨学金申請のために必要です。
Q:対象外の大学に入りたい場合は?
A:通常どおりCal State Applyから出願可能です。
人気校(Long Beach, San Diego, Fullertonなど)は競争率が高いため、早めの準備を。
Q:通知はどうやって届くの?
A:各学区が作成したリストをもとに、CSU本部が自宅宛に通知を郵送予定(10月上旬目標)。
まとめ

正直、このニュースを最初に聞いたときは本当に驚きました。ここ数年、アメリカの大学入学はますます難しくなっていると感じていたからです。特に有名校であればあるほど、ほぼ満点に近いGPAだけでなく、スポーツやボランティア活動、クラブでのリーダーシップ、さらにはエッセイや面接で「自分らしさ」をしっかり表現する力まで求められると先輩ママさんから聞いていました。それが、「出願しなくても大学に合格できるなんて!嘘みたい. . . 」と感じた方も多いのではないでしょうか?
でも、この制度が導入されることで、これまで出願の準備や費用の負担で諦めていた生徒にも、大学進学のチャンスが広がることになります。
また、親としても「高校の成績をコツコツ頑張ること」がそのまま合格につながるのは、嬉しい変化ですよね。
それでは、ここで少しおさらいです。
🌱 現時点では16大学が対象
🌱 2026年以降は、対象学区が順次拡大予定
🌱 2027年秋入学の学生から、州全体で導入可能に(※自動的に全学区が対象となるわけではありません)
2027年度からは州全体でこの制度を導入できる体制が整う予定ですが、実際に「自動合格通知」が届くかどうかは、お子さんが通う学区がCSUと連携しているかどうかにより異なります。*現時点では、CSUSBのFAQから参加学区が確認できます。
まずは、お子さんの高校や学区が対象かどうかを確認し、高校生活のうちに A–Gコースの修了 と GPA 2.5以上の維持 をしておくと安心です。
参考ソース: