お金は幸せの土台。でも、幸せそのものではない。
この言葉、以前の私なら「そんなの、きれいごとでしょ」ときっと聞き流していたと思います。
「お金はお金、幸せは幸せ。別物でしょ」と、その本当のつながりを深く考えていませんでした。
でも今は違います。
むしろ、これほどまでに「痛いほどリアルな言葉」はないと感じています。
というのも、私自身がお金が足りないことで心の余裕を失い、
本来ならしなくてよかったはずの夫婦げんかを何度も経験してきたからです。
日本では知らなかった「お金のストレス」
日本にいた頃、私たち夫婦は共働きでフルタイムで働いていました。
収入に大きな不満はなく、正直、お金の使い方もそこまで気にしていなかったと思います。
ただ一つ、ずっと引っかかっていたのがワークライフバランスの「ライフ」の部分。
子どもがいても、平日は保育園、週末もどちらかが仕事。
「家族で過ごしている」という実感が、どこか薄かったんです。
「アメリカで育った私と同じように、子どもたちにも広い世界で楽しい体験をさせてあげたい」
「家族で楽しみたい」
そんな想いから、家族でアメリカ移住を決めました。
アメリカ移住後、景色は一変しました

でも現実は、想像以上に厳しいものでした。
主人の仕事がなかなか見つからず、収入は日本にいた頃の半分以下。
実家で同居させてもらえたのは幸いでしたが、入ってくるお金がほとんどない中で、
貯金だけが少しずつ、でも確実に減っていく毎日でした。
通帳の数字が減っていくのは、想像以上に心に重くのしかかりました。
お金が減ると、心の余裕も削られていく
日本にいた頃は、主人が趣味のものを買っても、「そんなの買ったんだぁ~」と笑って見ていられました。
でも、あの頃の私は違いました。
「それ、本当に今必要なの?」
「もう少し我慢できないかな?」
そんな言葉が、トゲを含んで口から出るようになっていたんです。
責めたいわけじゃない。
ただ、減っていく数字を見るのが怖くてたまらなかった。
家族の絆をもっと深めたい、そう思っていたのに、ケンカばかり。
今なら分かります。
あの頃の私たちは、お金というより、
心の余裕を失っていたんだと思います。
「ちゃんと貯めている」はずが、全然足りなかった
正直に言いますね。
私は「お金がなくても幸せ」とは口が裂けても言えません(笑)。
そんな私が保険エージェントとして働くようになったきっかけも、やはりお金でした。
自分なりに「将来のために貯めている」つもりだったのに、子どもの学費を計算した瞬間、目の前が真っ暗になりました。
「このままじゃ、全然足りない……」
あの時のショックと悔しさは、今でも忘れられません。
知らなかっただけで、選択肢はあった
その後に参加したセミナーで、初めて知りました。
お金を準備する方法は、貯金だけじゃないということ。
例えば、
「時間」を味方につける考え方や、
税金の仕組みを少し意識するだけでも、選択肢は変わること。
目的ごとに準備の仕方を変える、という発想がある。
「もっと早く知っていれば…」そう心から思いました。
そして同時に、かつての私のように知らないまま一人で頑張っている人がたくさんいるはずだとも感じたのです。
不安を「選択肢」に変えていく
このブログで伝えたいのは、不安をあおることではありません。
お金は大切。
でも、お金に振り回される必要はありません。
「知る」ことで、選択肢は必ず増えます。
もし今、
「学費、本当に足りるのかな」
「老後の準備、何から始めたらいいんだろう」
そんな不安を抱えている方がいたら、まずは一緒に整理させてください。
無理に何かを勧めることはありません。 私自身が「まずは正しく知ること」で救われたからです。
最後に
お金は幸せの土台。
でも、幸せそのものではない。
お金をただ増やすのではなく、あなたと、あなたの大切な家族の人生に合った形に整えていく。
そんな「凛としたお金との向き合い方」を、私なりの言葉で、少しずつ書いていけたらと思っています。