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72の法則を利用して、資産を倍にする方法

資産運用において、時間を味方につけることは重要です。
時間を味方につけて資産を倍にするには、どれくらいの時間が必要かご存知でしょうか?

72の法則を理解することで、お持ちの資産を倍にするには何年必要かがすぐに分かるんですよ。

72の法則とは?

72の法則とは、お金が2倍になる年数が簡単に計算できる方式 (複利で運用した場合)の事です。

巷では、この72の法則を発見したのはアインシュタインと言われていますが、15世紀のイタリア数学者で「会計の父」とも呼ばれるルカ・パチョーリ(Fra Luca Bartolomeo de Pacioli:1445-1517)が「スムマ(Summa de arithmetica)」と呼ばれる数学書で記述をしていたようです。

ソース:https://ja.wikipedia.org/wiki/72%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

最近では、芸人でIT企業役員の厚切りジェイソンさんも「ジェイソン流お金の増やし方」という本の中で72の法則を説明していますね。

資産を倍にするには、複利の効果を利用して賢く投資!

72の法則は、至って簡単。

金利を72で割ると、倍になる年数が分かるというもの。

例えば、30歳の方が$10,000を様々な金利で運用した場合、どんな感じで増えていくのか見てみましょう。

3%の金利に預ける場合は、24年後に$20,000になります。
6%の金利に預ける場合は、12年後に$20,000になります。
9%の金利に預ける場合は、なんと8年後に$20,000になるんですね。

もし金利が1%のところに資産を預けていたら、、、、その資産が倍になるのは、72年後になります。

資産を倍にしたいのであれば、金利が高いことろへ預ける必要がありますね。

参考:https://blog.americaschristiancu.com/its-a-money-thing/rule-of-72

72の法則を利用して、借金が倍になる年数も分かる

この72の法則を利用することで、実は「借金」がいつ倍になるかも簡単に分かるんです。

例えば、アメリカ在住者なら必ず1枚は持っているクレジットカード。

クレジットカードには、「APRAnnual Percentage Rate)」という「年率」が必ずついてきます。

参考:Chase freedom credit card

クレジットカードの年率を簡単に説明すると、支払期日までに全額支払わなかった場合に課される利子のことになります。
※キャッシュアドバンス(キャッシング)やバランストランスファー(カードの残高を別のカードに移す)などにもAPRはかかります。

例えば、APRが18%あったとしましょう。

72の法則を使えば、18%のAPRの借金が倍になるまでの期間が簡単に導けます。

72 ÷ 18= 4

4年で、金利18%の借金は元の金額の倍になります。

例えばクレジットカードで$300利用して、全く支払わなかった場合は、4年で$600に膨れ上がることになりますね。

まとめ

72の法則を理解することで、資産を倍にするだけでなく、借金が倍になる年数もすぐに分かります。

資産運用先は、下記のように色々あります。

  • 銀行
  • 投資信託
  • 401K
  • リタイアメントアカウント(IRA,ROTH IRA)
  • 不動産
  • 債券
  • 保険商品

72の法則を利用すると、お持ちの資産を倍にするには、どこに預けたら良いのか見直しもできますね。

当たり前ですが、金利が低ければ低いほど、倍にするのに時間がかかります。

資産運用をするなら、短い期間で資産を倍にしたいですね!それには、投資先の金利をしっかりと把握する必要があります。

投資先の特徴をしっかりと理解した上で、賢く資産運用をするのがお勧めです。

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