資産形成(守る・増やす)

アメリカ生活、インフレでも”今すぐ”できるお金を増やす3つの方法

「銀行に預けておけば安心」
昔からそう教えられてきたし、私もお金の勉強を始めるまではずっとそう思っていました。

以前は、毎月の残高が少しずつ増えていくのを見るたびに、「これで少しは貯まったな」と安心していたんです。

でも、何故か「数字は増えているのに、なんだか生活はラクになっていない…?」
むしろ、お金が減っているような気がする。。。
それは、きっと「実質購買力」が減っているからなんです。

実質購買力とは?

簡単に言うと、“お金でどれだけのモノやサービスを買えるか”という力のこと。

たとえば、去年100ドルで買えたものが、今年は105ドル出さないと買えなくなっていたら。。。
それは5ドル分、お金の価値が下がっているということになります。

実際に計算してみよう

① 税引後の利息を求める
たとえば、あなたが$100を銀行に1年間預けたとします。
金利は0.5%。1年後の利息は $0.50

でも、利息には20%の税金がかかる。
そうなると、実際に手元に残るのは $0.40(税引後)。

結果、口座残高は元の$100に利息$0.40が増えたので、1年後は、$100.40 になります。
金利が低いと、あまり利息は増えないですね。。。

一方、その年のインフレ率(物価上昇率)が3%だった場合、同じものを買うには $103 が必要になります。

項目金額・計算式増減
元本$100.00
利息(0.5%)+$0.50 ($100 × 0.5% = $0.50+ 
税金20%−$0.10 (利息 0.50 × 0.20=0.10)
税引後残高$100.40 (0.50×(1−0.20)=0.40)少し増えた!
インフレ3%の影響後≈$97.50 ($100.40(税引後の残高)÷ 1.03(インフレ3%)あれ?価値減少(少なくなった)

なんと、お金の実質購買力(本当の価値)は約$97.50分に下がっているのです。
なぜ、こうなるのかというと、インフレ率の方が、税引き後の利息よりも多いからなんですね。

インフレ率(3%) > 税引後の利回り(0.4%)

そのため、お金の“見た目の数字”は増えても、実際の価値は目減りしています。
今回は、分かりやすく$100という数字でしたが、これが桁が違うと、その差はかなりのものになりますよね。
(例えば、$100000の場合で、同じ計算をすると、実質購買力は約 $97,500 に。つまり、たった1年で$2,500分の価値が目減りしている計算になります。)

こうして見ると、「お金をただ持っているだけ」では、税金やインフレによって少しずつ価値が減っていくことが分かりますよね。

だからこそ、お金の“増えるスピード”を理解することが大切です。

では、どのくらいのペースでお金を増やせば、インフレに負けずに“お金の価値”を守れるのでしょうか?

ここで登場するのが、お金の成長スピードを簡単に計算できる法則——
「72の法則(Rule of 72)」です。

72の法則で考える「お金の成長スピード」

「72の法則(Rule of 72)」は、とってもシンプル。
これは、お金が2倍になるまでに何年かかるかを簡単に計算できる法則です。

計算式はとてもシンプル

72 ÷ 利率(%) = 2倍になるまでの年数

たとえば、

項目利率2倍になるまでの年数
銀行預金0.5%約144年(72 ÷ 0.5)
運用利回り6%約12年(72 ÷ 6)
インフレ率3%約24年(72 ÷ 3)

つまり、金利が低いままでは、銀行に預けたお金が2倍になるよりも、物価のほうがずっと早く2倍になってしまうということ。これでは、コツコツ貯めても“実質的にお金が減っていく”状態です。

だからこそ、インフレよりも高い利回りが期待できる場所で、少しずつでも「お金を育てる」ことが大切になります。
とはいえ、「どこで」「どうやって」お金を育てればいいのか…と感じる方も多いですよね。
実はちょっとした工夫で、お金の“守り方”と“育て方”は変わります。
ここからは、“お金の価値”を守るために今日からできる3つの方法を紹介します。

“お金の価値”を守れる3つの方法

インフレに強い資産を持つ

株式・インデックスファンド・IUL(インデックス型生命保険)など、長期的にインフレを上回る可能性がある資産を一部取り入れることで、お金の“成長スピード”を上げることができます。

お金に“役割”を持たせる

生活費は安全に、将来のためのお金は少しずつ増やす方向へ。
「使う・守る・育てる」を分けて考えるだけで、お金の流れがクリアになり、心の余裕も生まれます。

お金の仕組みを“定期的に見直す”

税金や金利、インフレの仕組みは少しずつ変化しています。
時々ニュースやセミナーで新しい情報に触れることで、「今の時代に合ったお金の守り方」が見えてきます。

もし、「英語でのお金の勉強はちょっとハードルが高い…」
と感じているなら、どうぞ気軽に日本語の勉強会セミナーに参加してみてくださいね!

メンバー制のセミナーですが、初回は無料でご参加いただけます。
日本語で安心して学びながら、これからの暮らしに役立つ“リアルなお金の知識を増やしていけると思います。

まとめ

物価が上がり続ける今の時代、“貯金だけ”ではお金の価値を守れない時代になりました。

大切なのは、資産を「増やす」だけでなく、「守り」、そして「育てる」こと。

数字が増えた!減った。。。という見た目の増減だけではありません。
利息やインフレ、税金といった仕組みを正しく理解し、“お金の本当の力”を知ることが、これからの安心と自由につながっていくのだと思います。

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