返済不要の奨学金といえばFAFSAが有名だけど、それだけでは足りないことも。。。
アメリカの大学進学で「奨学金申請」といえば、まず思い浮かぶのは FAFSA(Free Application for Federal Student Aid) ですよね。
FAFSAは、連邦政府(Federal Government)の助成金やローンなどを受けるための申請フォームで、多くの家庭が利用しています。
でも実は、大学独自の奨学金や補助金を受けるには、もうひとつ別の書類「CSS Profile(シー・エス・エス プロファイル)」が必要になることがあります。「初めて聞いた!」という方も多いかもしれませんが、実はこのCSS Profileが、とても大切なカギになる場合もあるんです。
CSS Profileとは?どんなときに必要なの?

CSS Profileは、参加している大学やプログラムが独自に用意している奨学金(連邦政府以外の奨学金・助成金)を出すかどうかを決めるために使われる申請書です。
運営しているのは、SATなどで有名なCollege Board(カレッジボード)という団体です。
たとえば、ハーバード大学やスタンフォード大学、南カリフォルニア大学(USC)など多くの私立大学では、このCSS Profileの提出が必須になっています。
FAFSAだけでは大学独自の奨学金が受けられないこともあるので、両方の申請が必要なケースもあります。
CSS Profileに参加している大学は、こちらのページから確認できますよ。
https://profile.collegeboard.org/PPI/participatingInstitutions.aspx
CSS Profileは、アメリカ国内だけでなく、留学生(international students)にも対応している学校が多いのも特徴です。そのため、グローバルな家庭にとっても重要な制度です。
SAT・PSAT・APで使ったことがある方は、同じCollege Boardアカウントでサインインできます。
アカウントがない場合は、新しく作成する必要があります。
また、ホームページのボタンから、出願する年度を選んでサインインします。
保護者のうち、親権を持つ方(Custodial Parent)はお子さんと同じアカウントを使用します。
もう一方の保護者(Noncustodial Parent)は、別にアカウントを作成してくださいとのこと。
https://cssprofile.collegeboard.org/complete-application
FAFSAとの違いと、CSS Profileの特徴
家計情報:より詳しく申告
FAFSAが収入や預金などの「基本情報」を中心に聞かれるのに対して、CSS Profileはもう少し細かい質問が多くなっています。
たとえば、「住宅の持ち家価値」「家のローン残高」「退職金口座」「家族構成の細かい内訳」など、よりリアルな家計の全体像を見ようとするのが特徴です。
手数料:提出するには費用がかかる
CSS Profileは最初の1校に$25、追加1校ごとに$16(2025年現在)の手数料がかかります。
ただし、家庭の収入が一定以下の場合は、Fee Waiver(手数料免除)が自動で適用されることもあります。
(College Boardのシステムが自動判定してくれます)
締め切り:学校ごとに違う
提出のタイミングは大学によって違うため、志望校のFinancial Aidページを必ずチェックしておくのがポイントです。
多くの場合、早期出願(Early Action/Early Decision)をする学生は、CSS Profileの締め切りも早めに設定されています。
申請後に変更があったら?
送信後に誤りに気づいたり、収入が変わった場合は、大学のFinancial Aid Officeに連絡して相談できます。
状況に応じて修正や再提出を求められることもあります。
まとめ

CSS Profileは、FAFSAと並ぶもうひとつの「返済不要の奨学金をゲットできるチャンス」です。
とくに私立大学を希望している人や、大学独自の援助を受けたい人にとっては、提出の有無が大きな差になることもあります。
FAFSAと違って手数料や入力項目が多い分、少し手間はかかりますが、その分だけ得られるチャンスも広がります。
「うちは対象じゃないかも…」と思わず、まずは志望校がCSS Profileを必要としているかどうかを調べてみてくださいね!
実際に、エージェント仲間のご家族で、年収40万ドルの方が奨学金を受け取った例もあります。
出さなければチャンスはゼロ。
でも、出せばチャンスがあります!